豪トランプホテル建設計画が白紙に ブランドの「イメージ悪化」を懸念
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【5月13日 AFP】オーストラリアで計画されていた総工費11億ドル(約1740億円)、91階建てのトランプホテルとアパートメントタワーの計画が中止された。開発者によると、トランプブランドの「イメージ悪化」が理由だという。
「トランプ・オーガナイゼーション」は2月、オーストラリア東部のゴールドコーストでのトランプタワー建設計画を発表。「ビーチフロントの洗練を再定義する」としていた。
オーストラリアのデベロッパー「アルタス・プロパティ・グループ」のデビッド・ヤング最高経営責任者(CEO)は、地元でのトランプブランドの「イメージ悪化」により建設計画が中止になったと述べた。
別の施設ブランドと開発の継続を目指すとしているヤング氏は12日、「戦争が始まったときに、すでに兆候は見えていた。多くの高級施設ブランドと話し合いを続けている」とビジネスSNS「LinkedIn(リンクトイン)」に投稿した。
トランプ・オーガナイゼーションはドナルド・トランプ米大統領の成人した息子たちによって運営されており、トランプ氏自身が運営しているわけではないことから、ブランドの評判悪化は「ひどく不当」だとヤング氏は述べる。
「トランプ氏の家族と私の間に不和はない。19年前から彼らのことを知っている。誰もドナルド・トランプ氏が誰なのかを知らなかった頃からだ。不和などあるはずがない。これは純粋にビジネスだ」とした。
計画中止を受け、トランプ・オーガナイゼーションの広報担当者は「ゴールドコーストに世界クラスの開発をもたらす機会だった。非常に興奮していたが、計画は提携先が契約上の義務を履行することに依存していた」と述べ、「残念ながら、その義務は果たされなかった」と続けた。
現地では、ホテルに反対するオンライン請願「ストップ・ザ・トランプ・タワー」に12万4000以上の署名が集まっていた。(c)AFP