一方のシャラポワは、ほぼ10年にわたってセレーナに勝てない状況が続いている。

 セレーナとシャラポワの張りつめた関係は、その後のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)で臨界に達し、両者がお互いの私生活について、舌戦を繰り広げる事態になった。

 セレーナは、シャラポワと男子選手グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov)との交際について口を挟み、「彼女(シャラポワ)はどのインタビューも『私はすごく幸せ者、すごく恵まれている』から始める。すごくつまらない。あんなだからいまだにオシャレなパーティーにも呼ばれないのよ。それに腹黒い彼と一緒にいたいんだったら、どうぞご自由に」とコメントした。

 これに対してシャラポワも、セレーナとムラトグルー氏の関係に的を絞ってやり返し、「私的なことを話したいのであれば、自分自身の恋愛について語るべきだわ。恋人が離婚寸前の既婚者で子持ちだって」とコメントした。

 言い争いは、両選手のウィンブルドンでの戦いに何ら好影響を及ぼさなかった。セレーナは最終的に決勝に進出したザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki、ドイツ)に敗れて4回戦敗退に終わり、一方のシャラポワは予選を勝ち上がってきたミシェル・ラルシェル・デ・ブリート(Michelle Larcher de Brito、ポルトガル)に敗れ、2回戦で姿を消した。

 シャラポワはウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2013)初戦でスティーブンズに敗れた後、肩のけがを理由に自身のシーズンに幕を下ろしたが、女子アスリートの長者番付では今年も大差の1位に立った。

 シーズン中に、長年師弟関係を続けていたトーマス・ホグステッド(Thomas Hogstedt)氏と決別したシャラポワは、現在はモニカ・セレシュ(Monica Seles)氏らを指導したスベン・グレネヴェルド(Sven Groeneveld)氏をコーチに迎え、2014年に備えている。