【2月20日 AFP】16-17スペイン1部リーグは19日、第23節の試合が行われ、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が終了間際にPKを決めたFCバルセロナ(FC Barcelona)が、2-1でCDレガネス(CD Leganes)に辛勝した。

 14日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)戦で、0-4の大敗を喫して決勝トーナメント1回戦敗退の危機に立たされたバルセロナは、この日もメッシの得点力に頼るだけの低調なプレーを露呈してしまった。

 バルセロナは試合開始早々の前半4分にメッシが先制点を決めたものの、その後はレガネスに攻め込まれ、後半26分にウナイ・ロペス(Unai Lopez)に同点ゴールを許してしまった。

 しかしながら、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)がペナルティーエリアで倒されて得たPKからメッシが勝ち越し点を決めたリーグ2位のバルセロナは、2試合未消化ながら同首位に立っているレアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差1を守った。

 バルセロナのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、国内テレビ局のモビスタープラス(Movistar +)に対して、「チャンピオンズリーグで惨敗し、今日は難しい試合になると分かっていた」とすると、「われわれが自信に欠けていることは明白だが、チームは全力で難しい試合の流れを変えてみせたと思う。今回はPKだったが、現状を考えればこれ以上望むべくもない」とコメントした。

 対するレガネスは、これで13試合連続で勝利から見放されており、降格圏内までわずか勝ち点2差となってしまった。(c)AFP/Kieran CANNING