【12月21日 AFP】16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部は20日、第16節の試合が行われ、マルコ・ロイス(Marco Reus)を出場停止で欠いたボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、FCアウクスブルク(FC Augsburg)と1-1で引き分けた。新監督を探しているアウクスブルクは、マヌエル・バウム(Manuel Baum)暫定監督の下で2戦連続で勝ち点を獲得している。

 敵地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)に乗り込んだアウクスブルクは前半33分、センターバックのマルティン・ヒンテレッガー(Martin Hinteregger)が相手5人を次々とかわすと、最後は池東源(Dong-Won Ji、チ・ドンウォン)が決めて先制した。

 対するドルトムントは後半開始直後、中央を駆け上がった香川真司(Shinji Kagawa)のパスからウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)がゴールネットを揺らして同点に追いついた。

 2021年までの契約延長が発表されたドルトムントに所属するドイツ代表MFユリアン・バイグル(Julian Weigl)は試合後、「僕たちはアウクスブルクに多くのチャンスを与えすぎた」とコメントした。

 同日に行われたそのほかの試合では、後半にニコライ・ミュラー(Nicolai Mueller)、ボビー・ウッド(Bobby Wood)にゴールを許したシャルケ04(Schalke04)が、降格圏内のハンブルガーSV(Hamburg SV)に1-2で敗れた。

 ハンブルガーはヨハン・ジュールー(Johan Djourou)がPKをセーブされて試合の行方を決定づけることに失敗した一方、シャルケは試合終了間際にドニス・アヴディヤイ(Donis Avdijaj)のゴールで1点を返すのがやっとだった。

 21日にはバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)とRBライプツィヒ(RB Leipzig)の首位攻防戦が行われ、チケットが完売したアリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)には7万5000人の観客が訪れるものとみられている。(c)AFP/Ryland JAMES