【1月27日 AFP】イングランド、キャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup 2015-16)は26日、準決勝第2戦が行われ、リバプール(Liverpool FC)は2戦合計1-1で迎えたPK戦を6-5で制し、ストーク・シティ(Stoke City)を下して決勝進出を決めた。

 第1戦を1-0で制してこの試合を迎えたリバプールだったが、ストークのマルコ・アルナウトビッチ(Marko Arnautovic)にゴールを許し、2戦合計で同点に持ち込まれた。アルナウトビッチの位置はオフサイドだったように見えたが、ゴールは認められた。

 その後、試合は延長戦を経てもゴールが生まれずPK戦に突入。するとリバプールはGKシモン・ミニョレ(Simon Mignolet)がマルク・ムニエサ(Marc Muniesa)のキックを止め、最後はジョー・アレン(Joe Allen)がキックを成功させて決勝行きの切符をつかんだ。

 昨年10月に就任したユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、このところ不安定な戦いぶりが続いているだけに、この試合ではどうしても結果が必要だった。

 リバプールは2月28日に行われる決勝で、マンチェスター・シティ(Manchester City)、もしくはマージーサイドのライバルであるエバートン(Everton)と対戦する。

 リバプールが主要大会の決勝に勝ち進むのは、2012年以来となる。同シーズン、クラブは通算8度目のリーグカップ制覇を果たしたが、FAカップ(FA Cup 2011-12)では決勝でチェルシー(Chelsea)に敗れ、以降は主要大会のタイトルから遠ざかっている。

 一方、マーク・ヒューズ(Mark Hughes)監督率いるストークは、4回戦で前回王者のチェルシーを破った勢いを維持し、リバプールの本拠地アンフィールド(Anfield)で、1959年以来となる90分間の勝利を記録したものの、優勝した1972年以来となるリーグカップの決勝進出はならなかった。