【3月11日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は10日、決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は3-4でシャルケ04(Schalke04)に敗れたものの、2試合合計スコア5-4で準々決勝に進出した。

 クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が欧州カップ戦の歴代最多得点記録を更新したレアルは、合計7ゴールが生まれた派手な試合に敗れはしたものの、ロナウドの得点力に救われ、かろうじて勝ち上がりを決めた。

 前回王者レアルは、3週間前に行われた敵地での第1戦に2-0で快勝しており、簡単に5季連続ベスト8入りを決めるかと思われたが、前半にシャルケのクリスチャン・フクス(Christian Fuchs)とクラース・ヤン・フンテラール(Klass-Jan Huntelaar)に得点を許し、窮地に追い込まれた。

 それでもレアルは、ロナウドがお手本のようなヘディングシュート2発を決め、同点で前半を折り返した。ロナウドはこれで欧州カップ戦の通算得点数を78に伸ばし、レアルとシャルケの両方でプレーしたラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)の記録を上回った。

 迎えた後半、レアルはカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の得点で一時勝ち越しに成功するも、シャルケはリロイ・ザネ(Leroy Sane)とフンテラールの得点で逆転し、突破こそならなかったが称賛に値する勝利を収めた。