【3月18日 AFP】米フロリダ州は17日、2人の幼い子どもを持つ女性をレイプ・殺害したとして有罪判決を受けた男に対し、薬物注射による死刑を執行した。同州矯正局が明らかにした。

マイケル・キング死刑囚(54)は2008年、ノースポートの自宅からデニス・リーさん(21)を拉致してレイプ・殺害。2009年に死刑判決を言い渡された。

事件当時それぞれ2歳と生後6か月だったリーさんの息子2人は無事だった。

キング死刑囚の刑は午後6時13分(日本時間18日午前7時13分)、レイフォードの州立刑務所で執行された。

米国では今年、7件の死刑が執行された、内訳は、フロリダ州4件、テキサス州2件、オクラホマ州1件となる。

昨年は、47件の死刑が執行された。52件が執行された2009年以来、最多となった。

最も多かったのはフロリダ州で19件、次いでアラバマ州、サウスカロライナ州、テキサス州がそれぞれ5件ずつだった。

昨年執行された死刑のうち、39件は薬物注射、3件は銃殺、5件は窒素吸入(窒素ガスをフェースマスクに注入して死刑囚を窒息死させる方法)により執行された。

窒素吸入による死刑執行は、国連の専門家によって残虐かつ非人道的だと非難されている。

死刑は全米50州のうち23州で廃止、カリフォルニア、オレゴン、ペンシルベニアの3州では執行が一時停止されている。

ドナルド・トランプ大統領は死刑を支持し、「特に凶悪な犯罪」に対する死刑適用の拡大を求めている。(c)AFP