日本がベトナムに苦しみながらも白星発進、南野2ゴール アジア杯
発信地:ドーハ/カタール
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【1月15日 AFP】サッカーアジアカップ(2023 AFC Asian Cup)は14日、カタール・ドーハなどでグループリーグの試合が行われ、優勝候補であるグループDの日本はベトナムに苦しめられながらも4-2で初戦白星を挙げた。
日本は序盤に南野拓実(Takumi Minamino)が先制点を挙げて楽な展開になるかと思われたが、そこからベトナムに2点を決められて逆転を許した。それでも前半終了間際に南野の2点目、さらに中村敬斗(Keito Nakamura)のゴールで再逆転すると、終盤に交代出場の上田綺世(Ayase Ueda)が4点目を決めて突き放した。
最多記録を更新する5回目のアジア制覇が近いチームと言われる日本だが、南野はこれからも難しい戦いが待っていると考えている。ベトナムとの対戦は若い頃以来だったという南野は、ベトナムが守備だけでなく、攻撃面でも非常にいいチームだったことに驚かされたと語った。
「初戦ということで非常に重要な一戦だったが、勝利することができて良かった」
「逆転されて難しい展開でも何とか前半のうちに逆転して、チームとしての強さを見せられた」
また森保一(Hajime Moriyasu)監督も、「選手たちが落ち着いて修正してくれて、試合の流れを持ってこられた」と述べ、冷静に巻き返したチームの力に自信を見せた。(c)AFP/Andrew MCKIRDY