レワンドフスキ 「バイエルンとの物語は終わり」
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【5月31日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)は30日、同クラブでの時間は終わったと語った。しかし、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)が移籍をオファーしたとの報道が出る中、今後の計画については示していない。
レワンドフスキは母国ポーランドの首都ワルシャワで記者団に対して「きょう、バイエルンとの物語は終わりを迎えたことは確かだ。この数か月に起きたことからすれば、これ以上の協力は考えられない」と語り、移籍が一番の解決策だと続けた。
バルセロナは、契約が1年残っているレワンドフスキ獲得のために3200万ユーロ(約44億円)のオファーを出したと報じられている。
バイエルンのオリバー・カーン(Oliver Kahn)最高経営責任者(CEO)とハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)スポーティング・ディレクター(SD)はともに、クラブが同選手を2023年になる前に退団させることはないと公言している。
今月初め、レワンドフスキの代理人であるピニ・ザハーヴィ(Pini Zahavi)氏は、契約に固執するクラブに警告を発していた。
独紙ビルト(Bild)でザハーヴィ氏は「もちろん、彼らはロベルトをあと1年引き留められる。公平に見て2023年までの契約はあるが、彼らにはそれは勧めない」とした上で、レワンドフスキの問題は金銭的なものではないと付け加えた。
「彼は何か月も前から(バイエルンの)責任者たちから見下されていると感じている。それが事実だ」
「バイエルンはレワンドフスキという選手を失ったのではなく、ロベルトという人間を失ったのだ」 (c)AFP