【12月14日 AFP】米当局は13日、シリア中部でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のメンバーとされる人物の銃撃を受け、米兵2人を含む米国人3人が死亡したと発表した。

ドナルド・トランプ米大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「シリアで3人の偉大な米国の愛国者を失ったことを悼む」と投稿し「非常に厳しい報復」を行うと表明した。

米国防総省と米軍によると、シリア中部パルミラで13日に攻撃があり、3人の犠牲者を含む死傷者が出た。パルミラは、かつてISが支配していた地域。

米中央軍は、IS戦闘員は1人で、交戦の末に殺害されたとX(旧ツイッター)に投稿した。

トランプ氏によると、負傷した他の3人の米兵は「順調に回復している」という。

シリア暫定政権のアサード・シャイバニ外相は「「パルミラ近郊でのシリア・米国合同対テロパトロールを標的にしたテロ攻撃を強く非難する」とXに投稿し「犠牲者の家族、米国政府および米国民に哀悼の意を表し、負傷者の早期回復を祈る」と述べた。(c)AFP