F1元CEOエクレストン氏、銃不法所持で逮捕 ブラジル
発信地:サンパウロ/ブラジル
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【5月27日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の元最高経営責任者(CEO)であるバーニー・エクレストン(Bernie Ecclestone)氏(91)が、ブラジルの空港で許可されていない銃が荷物の中から見つかり逮捕されていたことが分かった。保釈金を支払って直後に拘束を解かれたという。警察などの話で26日、明らかになった。
地元メディアによると、エクレストン氏は25日夜にサンパウロ(Sao Paulo)郊外のビラコッポス国際空港(Viracopos International Airport)でフライトに搭乗しようとした際、身柄を拘束されたという。
警察はエクレストン氏の名前は出さなかったが、「ビジネスマン」の手荷物検査で銃が見つかったとして、男を拘束したと発表。銃に弾は装填されておらず、弾倉もなかったという。また、男は6060レアル(約16万円)を支払い、保釈を許可されたと明かした。
ニュースサイトG1は、エクレストン氏がその後プライベート機に乗り、スイスへ向かったと報道。同氏が警察に対し、銃は約5年前にF1のメカニックから購入したもので、荷物の中に入っていたことは知らなかったと供述したとも伝えた。(c)AFP