羽田行き米航空機、エンジン故障で引き返す けが人なし
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【12月14日 AFP】米首都ワシントン近郊のダレス国際空港発羽田行きのユナイテッド航空803便が13日、エンジン故障のため、離陸直後に空港に引き返した。当局が発表した。
双発エンジンの一つが動力を失い、燃料投棄と緊急着陸を余儀なくされた。乗客275人と乗員15人について、けが人の報告はない。
ユナイテッド航空は「ユナイテッド航空803便は離陸直後、エンジンの一つの電力喪失問題に対処するためにワシントン・ダレスに戻り、安全に着陸した」と発表した。
ユナイテッド航空は、乗客を同日の別の羽田行きの便に乗せる手配をしているという。
空港当局によると、ユナイテッド航空803便は離陸の際に滑走路周辺の草むらに火をつけたが、その後、火は消し止められたという。
影響を受けた滑走路は短時間閉鎖されたが、「ダレスには複数の滑走路があり、他の便の運航には影響がなかった」と説明した。(c)AFP