【3月3日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の元最高経営責任者(CEO)であるバーニー・エクレストン(Bernie Ecclestone)氏(91)は2日、ロシアのウクライナ侵攻を理由に今年のロシアGP(Russian Grand Prix 2022)を中止した判断は「理解できない」とAFPに語った。

 ソチ(Sochi)で9月25日に決勝が予定されていたロシアGPは前月25日に中止が決まった。

 しかし、ロシアのF1招致で重要な役割を果たし、2014年のロシアGP初開催にこぎ着けたエクレストン氏は、国際自動車連盟(FIA)がなぜ今回の結論に至ったのか理解できないという。

 AFPの電話取材に応じたエクレストン氏は「どう考えても理解できない」と述べた上で、「私の知る限り、ロシアで戦争は起きていない。それならもし開催しても誰にも影響はないだろう」との見方を示した。

 さらに、「スポーツの分野でこのようにロシアを処分しようとする考えは、(同国のウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)大統領を罰することには一切ならない」と指摘し、ロシアGP中止は単なるジェスチャーにすぎず、プーチン大統領の考えは変えられないと話した。

「レースは彼(プーチン大統領)にとって問題にならないし、(中止しても)彼に悪影響は及ばない」

「(ロシアGPを中止することで)彼が何をするというんだ。侵攻を止めるのか?」

「まったくばかばかしい」 (c)AFP/Pirate IRWIN