ウクライナで作付け開始、燃料不足で世界の食料供給に懸念
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■世界に影響
ウクライナの農業食料省は3月25日、トウモロコシ、大豆、ヒマワリ、キビ、ソバ、エンバク、ビートなど、15万ヘクタール以上の作付けが終わっていると発表した。ロシアの侵攻により耕作地が3割削減する恐れがあるという。
ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はカタール・ドーハで行われた会議でビデオ形式で演説し「ロシア軍がウクライナの農地に地雷を埋め、農業機械を爆撃し、作付けに必要な燃料の貯蔵施設を破壊している」と訴え、「わが国は十分に食料がある。だが、ウクライナが輸出できなければ、イスラム教圏や中南米をはじめ世界各地の人々が打撃を受ける」と警告した。
ロシアの侵攻前まで、ウクライナはトウモロコシの輸出で世界4位、小麦ではロシアと米国に次いで3位になるとみられていた。小麦については、ロシア、ウクライナ両国が世界供給の3割を担っている。
ペトコフさんによると、侵攻以前も「マフィア」に畑や農業機械に火を付けられることはあり、従業員は半自動ライフルで武装していた。
その時に設置した村の入り口のバリケードで、毎晩農場の従業員5、6人と村人が警戒に当たっている。
従業員のビャチェスラウさん(45)は、農民たちはロシア人に対抗する準備はできていると話す。「ありがたいことに、今のところロシアの侵略者どもは来ていない」
「必要なら武器を使う」「でも今は、家族と土地を守るために使っているだけだ」と語った。(c)AFP/Selim SAHEB ETTABA
