【6月24日 CNS】中国の粤港澳大湾区(広東・香港・マカオ大湾区、Guangdong-Hong Kong-Macau Greater Bay Area)の発展計画が、近く発表される。

 中国国務院の政府活動報告の中で言及されてからこの1年来、二つの特別行政区と11の都市によって形作られる、この巨大ベイエリア構想はますます脚光を浴びている。

 世界の三大ベイエリアは、東京、サンフランシスコ(San Francisco)とニューヨーク(New York)。いずれも、それぞれ異なるコア産業の周辺に関連産業が拡散・発展し集中したものだ。

 東京のベイエリアは世界で初めて、計画的に作られた産業主体のエリアだ。2016年の同エリアの国内総生産(GDP)は1兆3千万ドル(約143兆円)に達した。横浜、東京、千葉、川崎各港など日本の6大港を有する日本最大の工業都市群と国際金融、交通、商業、貿易の中心だ。

 ニューヨークベイエリアは大西洋西岸にあり、ニューヨーク、ニュージャージー(New Jersey)、コネティカット(Connecticut)各州などからなる金融主体の地域だ。2016年のGDPは1兆4千万ドル(約154兆円)で、全米トップ500社の3分の1以上の本部がここにある。ニューヨークのマンハッタンは、全米の経済と文化の中心と称される。

 サンフランシスコのベイエリアは米国のカリフォルニア州北部にあり、面積1万8040平方キロ、人口760万人を超える科学技術主体の地域だ。ここは、世界トップ500社の本部が集まる全米で第2位のエリア。世界で最も重要なハイテク開発の中心地の一つとして有名なシリコンバレー(Silicon Valley)がこのベイエリアの南部にあり、グーグル(Google)やアップル(Apple)、フェイスブック(Facebook)など多くの「インターネット巨人」の本拠地だ。