英キャサリン妃、がん治療中は自然が「安らぎの場所」 動画公開
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【5月14日 AFP】英国のキャサリン皇太子妃は、がんと診断されたことを公表して約1年2か月後、自然をテーマにした動画シリーズ「マザー・ネーチャー」を公開し、この1年間、自然が自身にとって「安らぎの場所」だったと語った。
昨年9月に化学療法を終えたことを発表したキャサリン妃は、12日にX(旧ツイッター)に投稿された「春」と題したシリーズ第1弾の動画で、人々に自分の周りの世界と再びつながりを持つよう呼び掛けている。
さらに、「この1年、自然が私にとっての安らぎの場所だった」とし、自然が自分たちに「バランスの重要性と、再生と回復の重要性」を分からせてくれたと語り、春は「希望の再生と新たな始まり」の季節だとたたえ、自身のがんからの回復については直接言及せずに、「自然がよみがえり、再生するように、私たちもまた回復することができる」と続けている。
43歳のキャサリン妃は、2024年3月、がんの種類は明かさず、化学療法を受けていることを公表。
幼少期の子どもの発達支援に力を入れているキャサリン妃は、今年1月、がんは「寛解した」と明らかにした。(c)AFP