【10月8日 CNS】中国・海南省(Hainan)海口市(Haikou)海口湾(Haikou Bay)で2日、水上飛行ショーが開催され、セスナ208B-EX型水陸両用機3機が低空飛行ショーを行った。

 同機は定員8人、巡航速度は時速304キロ、最長航続距離は1680キロメートルで、中国で唯一導入が認められた水陸両用機。海口市は近々、秀英港(Xiuying Bay)を基地とした空中遊覧観光ルートを開設する計画で、同市から瓊州海峡(Qiongzhou Strait)を越えて、対岸の広東省(Guangdong)湛江市(Zhanjiang)徐聞県(Xuwen)を結ぶ。水上飛行ルートのための飛行場を徐聞県に建設する。この飛行ルートは通勤にも利用される予定で、いままで船や飛行機で2時間かかっていたところを、20分まで短縮できるようになる。(c)CNS/JCM/AFPBB News