サンダーがグリズリーズに勝利、カンファレンス準決勝へ
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【5月4日 AFP】13-14NBAは3日、プレーオフ1回戦(7回戦制)が各地で行われ、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)が120-109でメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)に勝利し、カンファレンス準決勝に進出した。
サンダーはラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)が27得点16アシスト10リバウンドで自身2度目のトリプルダブルを達成すると、ケビン・デュラント(Kevin Durant)は両チーム最多の33得点を挙げ、グリズリーズとのシリーズ対戦成績を4勝3敗とした。
近日中に発表されるレギュラーシーズンの最優秀選手(MVP)受賞が期待されているデュラントは、この試合で放った5本の3ポイントシュートをすべて成功させ、8リバウンドと2アシストを記録している。
一方、ザック・ランドルフ(Zach Randolph)を出場停止で欠き、マイク・コンリー(Mike Conley)がハムストリングを痛めているグリズリーズは、第1クオーターで36-27とリードし、第2クオーターでは一時11点差をつけたものの、その後はサンダーに一方的な展開を許した。
グリズリーズはマルク・ガソル(Marc Gasol)が24得点、コンリーが20得点9アシストを記録し、守備でもそれぞれ4スティールを奪ったが、サンダーの攻撃を止めることはできなかった。
グリズリーズはシリーズ対戦成績3勝2敗で臨んだメンフィス(Memphis)での第6戦を落とし、カンファレンス準決勝に進出するチャンスを逃していた。
今プレーオフで1試合平均18.9得点を記録し、グリズリーズをけん引していたランドルフは、1日に行われた第6戦でサンダーのスティーブン・アダムス(Steven Adams)に暴力行為をはたらいたとして、第7戦の出場停止処分が科せられていた。
サンダーはカンファレンス準決勝でロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)と対戦する。クリッパーズは同日行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)とのシリーズ第7戦を制している。(c)AFP