【4月30日 AFP】13-14NBAは29日、プレーオフ1回戦(7回戦制)が各地で行われ、メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)はオーバータイムの末100-99でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)を下した。

 マイク・ミラー(Mike Miller)が21得点を挙げたグリズリーズは、4試合連続となったオーバータイムを再び制して、対戦成績3勝2敗でリードを奪った。

 サンダーはオーバータイム終了間際、セルジ・イバカ(Serge Ibaka)のチップインが試合終了のブザーが鳴った直後だったとして認められず、グリズリーズの勝利が確定した。

 サンダーはラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)がマイク・コンリー(Mike Conley)からボールを奪ってフリーでレイアップシュートを決め、試合時間残り4秒で追いつき試合は延長にもつれ込んだ。

 ケビン・デュラント(Kevin Durant)はオーバータイムで同点に追いつくチャンスを手にし、残り27.5秒で2本与えられたフリースローの1本目を決めたものの、2本目を放とうとした瞬間に審判がテーブル・オフィシャルに問題があったため、デュラントのシュートを止めさせた。フリースロー成功率87パーセントを誇るデュラントはこの2本目をリングに当てて外し、終了直前の難しいジャンプシュートもリングに阻まれた。イバカはこのリバウンドをチップインで決めたが、リプレー映像では試合終了後にボールがイバカの手を離れたことが確認された。

 ザック・ランドルフ(Zach Randolph)が20得点10リバウンドを記録したグリズリーズは、地元で行われる第6戦でサンダーを敗退に追い込むチャンスを手にしている。

 ウエストブルックが30得点13アシスト10リバウンドのトリプルダブル、デュラントが26得点8リバウンドを記録したサンダーだったが、17つのターンオーバーを喫し、シュート成功率は39.1パーセントと4戦連続で40パーセントを切った。(c)AFP