【4月8日 AFP】23-24オランダ・エールディビジは7日、第29節の試合が行われ、アヤックス(Ajax)は宿敵フェイエノールト(Feyenoord)とのダービーで0-6の記録的大敗を喫した。

 今季深刻な不振に陥っているアヤックスは、全局面でホームのフェイエノールトに圧倒され、イゴール・パイシャオン(Igor Paixao)とヤンクバ・ミンテ(Yankuba Minteh)に2ゴールずつ奪われるなどし、屈辱の6失点完敗となった。

 フェイエノールトは意のままにアヤックス守備陣を切り裂き、7点目のゴールネットも揺らしたが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。それでも今季はアウェーでも4-0で勝利しており、ライバル相手にシーズンダブルを達成。さらに、9-4で大勝した1964年の試合を抜き、アヤックス戦では最大点差での勝利となった。

 強豪アヤックスは開幕から過去最悪のシーズンが続いており、ファンのいら立ちは暴動にまで発展している。チームは最悪の時期を脱して復調傾向にあったが、順位は慣れない6位に沈んでおり、首位を走るPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)とは勝ち点33差。来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場も厳しい状況となっている。

 フェイエノールトはPSVと9ポイント差の2位につけている。(c)AFP