【8月30日 CGTN Japanese】生活リズムが速くなるにつれて、人々は利便性のために費用をかけてもいいと考えるようになっています。「怠け者経済」とは、新しいタイプの消費需要で、その本質は時間と労力の節約だとみられています。

 1980年代末に生まれた中国人の馬春麗(Ma Chunli)さんは、よちよち歩きの子どもの世話をする時間を増やすために食器洗い機を購入しました。馬さんは、「ボタンを押すだけで皿洗いを始めることができます。時間を節約し、清潔で衛生的で、家庭生活の質を高める」と述べました。

 IT・通信・消費者向け技術に関する市場情報・アドバイザリーサービス・イベントを提供する世界的プロバイダーのインターナショナル・データ・コーポレーション(International Data Corporation)の統計によりますと、2021年、中国で生産されたスマートホーム機器は2億2000万台を超えました。今年はすでに前年比17.1%増の2億6000万台を超え、2025年にはさらに5億4000万台に迫ると予測されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News