【8月29日 CGTN Japanese】中国・ベトナムを結ぶ貨物列車「中越班列」に、中国西北部西安市(Xi'an)からベトナムの首都ハノイまでをつなぐ新路線が加わりました。始発列車は27日、中国南方の広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)憑祥市(Pingxiang)の国境検問所を通りました。

 この列車は中国と欧州を往復する貨物列車で、カザフスタンから輸入したアスベストをコンテナ41個に載せて、23日に陝西省(Shaanxi)西安市に到着しました。列車は西安国際鉄道税関で通関を終えた後、ベトナムのハノイへ向かいました。これは中国・欧州を結ぶ貨物列車が中国・ベトナムの路線に初めてつながったことを意味します。

 今年1月から7月にかけて、憑祥税関の管理下で出入国した中越班列は計1536本となり、前年同期比で49.7%増加しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News