【4月12日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)で3月21日に起きた東方航空MU5735便墜落事故で「原因は副操縦士に絞られた」「ブラックボックスのデータが明らかになった」などのうわさがネット上で広がっていることについて、中国民用航空局(民航局)航空安全弁公室の呉世傑(Wu Shijie)副主任は11日の記者会見で、事故は現在も調査中で、原因と性質についてまだ結論は出せないと表明した。

 呉氏は「こうしたうわさは政府部門の名義で出された虚偽情報であり、社会の人々の認識をひどく誤らせ、事故調査作業も阻害する。違法の疑いもあり、関係部門が公安機関の捜査に協力している。デマを流した者の法的責任を追及する」と説明。事故調査作業は現在、決められた手順に基づき、緊張感の下で進められており、各方面が原因の早期解明に向け全力で取り組んでいるとし、関係情報は法と手続きに従って発表すると述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News