【11月25日 CGTN Japanese】中国外交部の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は24日の定例記者会見で、「中国は自国の実情と必要に応じて、原油備蓄の放出を手配し、市場の安定を維持するための必要措置を講じる。また、関連情報を速やかに公表する」と表明しました。

 米ホワイトハウスはこれに先立ち、原油価格の適正化のため、中国を含む5カ国と協調し、石油備蓄を放出すると発表しています。

 趙報道官は、「中国は、このところ主要消費国が市場の変動に対応し、原油備蓄の放出に踏み切る動きに注目している。中国は、石油消費国と生産国を含む関係各方面と緊密な意思疎通を続けており、コミュニケーションと協力を通じて、石油市場の長期的かつ安定した運営を確保したいと考えている」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News