【8月12日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)の林業・草原局はこのほど、2016年から拡張を続けてきた草原整備で、年平均2900万ムー(約193万ヘクタール)の人工植草を実施したと明らかにした。整備規模では中国随一を誇るという。

 同局によると、内モンゴル自治区では草原の生態系保護・修復事業を続けており、植草方式も単一の牧草植え付けから、牧草と低木や高木を組み合わせた混合方式へと発展させてきた。同事業は土壌と水質の保全、防風と砂の固定、砂漠化対策、土壌改良など幅広い分野にも活用されている。

 同自治区の草原面積は11億3800万ムー(約7586万6千ヘクタール)。中国全体の草原面積の5分の1を占め、全国首位となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News