【9月30日 AFP】18-19スペイン1部リーグは29日、第7節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はホームでアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)と1-1で引き分け、リーグ戦3試合白星なしとなった。チームを指揮するエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)のベンチスタートが裏目に出たと認めた。

 55分からカンプ・ノウ(Camp Nou)のピッチに立ったメッシは、終了6分前に同じく途中出場したムニル・エル・ハダディ(Munir El Haddadi)の同点ゴールをアシストしている。

 前半にオスカル・デ・マルコス(Oscar de Marcos)のゴールで先制したビルバオは、後半のバルセロナの猛攻をしのいで勝ち点1の確保に成功した。

 ホームでの第5節でジローナ(Girona FC)と引き分け、前節CDレガネス(CD Leganes)に敗れたバルセロナは、3日に敵地ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦に不安を抱えたまま臨むことになる。

 また、バルセロナは試合後、セルジ・ロベルト(Sergi Roberto)がこの試合で太ももを負傷したと発表しており、トッテナム戦への出場が絶望的となった。

 なお、ビルバオがカンプ・ノウで勝ち点を獲得するのは、バルベルデ監督がチームを率いていた2004年以来となった。今はバルセロナのベンチに座るバルベルデ監督は、トッテナム戦をにらんでメッシとともにセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)を先発から外した決断について説明を求められた。

「メッシをベンチに置いたのはすべて私の責任だ。10日間で4試合目だったため、チャンピオンズリーグを考慮してレオを休ませることが最良だと判断した。ブスケッツについても同じだ」「正しい決断だったと考えている。リスクはあったが、今回はそれがうまくいかなかった」 (c)AFP/Thomas ALLNUTT