【1月16日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは15日、第23節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)からアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)獲得が取りざたされているマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は、本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)でストーク・シティ(Stoke City)に3-0で勝利した。

 ユナイテッドは前半にルイス・アントニオ・バレンシア(Luis Antonio Valencia)、アントニー・マルシアル(Anthony Martial)が得点を記録すると、後半にはロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)が追加点を奪い、首位マンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点差を12ポイントまで縮めた。

 今季限りでアーセナルとの契約が切れるサンチェスについて、ユナイテッドはシティとの獲得争いを制し、移籍金3500万ユーロ(約47億円)とヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)とのトレードで獲得するとみられている。放出が濃厚となったムヒタリアンは、この日のストーク戦のメンバーから外れた。

 試合後にモウリーニョ監督はサンチェスについて言及し、「彼はアーセナルの選手であり、残留する可能性もある。もし彼が移籍するのであれば、われわれにチャンスがあると考えている」と語った。

「彼のような選手は、おそらくほかのビッグクラブも関心を示しているはずだ。これから起きることを把握しているのは選手本人、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督、イバン・ガジディス(Ivan Gazidis)最高経営責任者(CEO)だと思う。私は分からないが、何が起きるのかみてみよう」

 モウリーニョ監督はまた、メンバーから外れたムヒタリアンについて「彼を外したのは選手たちを試合に集中させるためと、選手が将来に不安を抱えながらプレーすることは簡単ではないと考えたからだ。彼を現在の状況から守ることを優先した」とコメントした。

「彼がここに残ることもある。シーズン開幕当初のムヒタリアンは好調だったが、そこから調子を落としている。昨季の彼は重要な選手の一人だったし、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)制覇に貢献してくれた」(c)AFP