【3月30日 AFP】(更新)テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2017)は29日、男子シングルス準々決勝が行われ、初優勝を目指す大会第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は、第13シードのジャック・ソック(Jack Sock、米国)を6-2、6-3で下して準決勝進出を決めた。

 試合時間1時間23分でソックの挑戦を退けたナダルは試合後、次戦の対戦相手となるファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)について「お互いのことはよく知っている。彼は僕に何度か勝ったことがあるから良いテストになる。準決勝に来れてうれしいが、難しい試合になるだろう。自分のベストのプレーをする必要がある」と警戒した。

 準々決勝に残った顔ぶれの中で唯一のノーシード選手だったフォニーニは同日、第2シードの錦織圭(Kei Nishikori)を6-4、6-2で撃破している。

 この日、ソックに許したブレークポイント7本のうち6本をしのいだナダルは、これまで同大会決勝に4度進みながらも、栄冠に輝いたことは一度もない。

 30日には、ナダルの好敵手である第4シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が第10シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)と、第12シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が第16シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と顔を合わせる。(c)AFP/Simon Evans