【3月17日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)準々決勝の組み合わせ抽選会が17日、スイスのニヨン(Nyon)で行われ、王者レアル・マドリード(Real Madrid)がバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と対戦することが決まった。

 レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、「師匠」であるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督との再会という願いをかなえるとともに、レスター・シティ(Leicester City)を回避した。

 そのレスターは、クレイグ・シェイクスピア(Craig Shakespeare)監督いわく「大きな挑戦」となるアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との対戦が決まり、ユベントス(Juventus)とFCバルセロナ(FC Barcelona)というイタリアとスペインの王者同士の組み合わせも生まれた。

 また、マンチェスター・シティ(Manchester City)を下したASモナコ(AS Monaco)は、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と対戦する。

 2014年にレアルが10度目のチャンピオンズリーグ制覇を遂げた際に、アンチェロッティ監督のアシスタントを務めていたジダン監督は、「師匠と弟子の対決になる」と語った。

「彼からは多くを学んだ。人格者であり、チームで成し遂げたことはわれわれが分かっている」

 一方バイエルンの指揮を執るアンチェロッティ監督も同じく再会と、サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)への帰還を喜んでいる。

「彼らとの対戦はエキサイティングなものになるだろう。われわれは非常に自信を持っているし、今シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を求めている」

 準々決勝第1戦は4月11日と12日、第2戦は18日と19日に開催される。(c)AFP