【2月19日 AFP】16-17フランス・リーグ1は18日、第26節の試合が行われ、ニース(OGC Nice)は1-0でロリアン(FC Lorient)に勝利し、首位ASモナコ(AS Monaco)との勝ち点差を詰めた。

 ニースは前半15分、アルノー・スケ(Arnaud Souquet)のパスを受けたウィラン・シプリアン(Wylan Cyprien)がゴールを決めて先制すると、後半途中にマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)が退場処分になったものの、1点を守り切って敵地で勝利を収めた。

 これでニースはパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を上回って暫定2位に浮上し、前日1-1でSCバスティア(SC Bastia)と引き分けたモナコとの勝ち点差を3に縮めた。

 ニースのルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督は、「アウェーで勝利するのは良いことだし、10人対11人で耐えたわれわれにふさわしい勝利だ。モナコの引き分けで、どのチームも戦い方が難しくなるのはわかっていた。だからこの試合が難しくなったのも当然だ」と話した。

 バロテッリはこれで、今季すでに3回の退場処分を受けたことになる(1回目は後に取り消し)。今回は主審への暴言が退場理由とみられるが、ファーブル監督は「何が起きたのかは見ていない。いきなりカードが出された。多分、何か言ったんだろう」と語った。

 リーグ戦でここまで9得点を稼いでいるバロテッリだが、このところはフラストレーションのたまる時期を過ごしている。2節前のサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)戦では先発を外れ、前節レンヌ(Stade Rennes FC)戦は体調不良のため欠場していたが、今節はチーム得点王のアラサン・プレア(Alassane Plea)の負傷で先発復帰していた。(c)AFP