【2月11日 AFP】フランス・リーグ1、ニース(OGC Nice)のマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)が10日、チームメートのバレンティン・エイセリック(Valentin Eysseric)に気分屋過ぎて話すのが難しいと非難された。

 24歳のエイセリックは「物事がいい方向に進んでいないとき、彼はがっかりとうなだれる。愚痴をこぼし始め、話しかけるのが難しくなってしまう」とバロテッリに厳しい言葉を浴びせた一方で、イタリア出身のストライカーは、チームの中で「最高であり、最もスピードと技術がある」と称賛し、発言のバランスを取った。

 しかし、かつて所属したリバプール(Liverpool FC)やACミラン(AC Milan)での非難を考えれば、バロテッリがエイセリックのコメントに対して眉をひそめることが想像できる。

 さらに、0-3で敗れたASモナコ(AS Monaco)戦後、1-0で勝利を収めたサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)戦では、バロテッリがベンチスタートとなった一方で、先発出場を果たしたエイセリックは、「彼(バロテッリ)は怒っていたし、その試合(モナコ戦)の後は動揺していた」としたうえで「多分、今のチームへの貢献度を見れば、監督(ルシアン・ファーブル<Lucien Favre>監督)は僕のほうがマリオよりやっていると考えると思う」と話した。

「彼ががっかりとうなだれてしまう癖を持っているのは非常に残念なことだ」

 現在リーグ首位を走るモナコと勝ち点3差の3位につけるニースで1年目のシーズンを送るファーブル監督の下、ここまでは極めて重要な影響力を誇ってきたバロテッリだが、現在は熱を出していることで、12日に行われるアウェーのレンヌ(Stade Rennes FC)戦の出場は微妙な状況になっている。(c)AFP