【3月28日 AFP】世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第3戦、デルマッチプレー(Dell Match Play 2016)は27日、米テキサス(Texas)州オースティン(Austin)のオースティン・カントリークラブ(Austin Country Club)で最終日が行われ、ジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)が決勝でルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen、南アフリカ)を5アンド4で破り、自身2度目の優勝を飾った。

 今大会ではジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)が26日に敗退したため、デイは優勝だけでなく世界ランキング1位への返り咲きも確定させている。

 デイは2014年大会でも優勝を果たしており、マッチプレーでの複数回優勝はタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)、ジェフ・オギルビー(Geoff Ogilvy、オーストラリア)に続く快挙となった。

 初日を終えた直後は腰の状態が思わしくなく、棄権も検討していたと明かしているデイは、「とてもとても興奮している。デルマッチプレーで優勝できただけではなく、世界ランク1位にも返り咲いた。今週は記憶に残る一週間になった」と喜びを語っている。

 デイは準決勝で前回覇者ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)を1アップで退けると、ラファエル・カブレラ・ベロ(Rafael Cabrera-Bello、スペイン)に4アンド3で勝利したウーストハイゼンとの決勝に駒を進めた。

 同日に行われた3位決定戦は、カブレラ・ベロが3アンド2でマキロイに勝利している。(c)AFP