【2月18日 AFP】大韓体育会(KOC)の広報担当者は17日、補助金の不正流用疑惑を受けている同国の水泳連盟が、検察当局に家宅捜索されたと発表した。

 ソウル中央地検は、市内にある韓国水泳連盟(KSF)や、関係する事務所から、コンピューターのハードドライブや、資料を押収したという。

 KOCの担当者は、AFPに対し「KSFの事務所は現在、捜査員でごった返している。われわれが入ることはできません」と明かし、KOCとKSFの事務所が同じ建物内にあることを補足した。

 これに先立ち、韓国の文化体育観光部は、KSFの幹部が補助金を不正に流用していると指摘し、支給を中断すると発表していた。同部は、KSFが資料にうその記載をして、選手の練習費を流用していたと主張している。

 聯合(Yonhap)ニュースによると、捜査の手が別の団体にも及ぶ可能性があるため、射撃連盟や馬術連盟への補助金支給も中断されているという。(c)AFP