【2月6日 AFP】女子テニス、四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇るマリア・シャラポワ(Maria Sharapova)が5日、今週末から開幕する国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup 2016)でワールドグループ1部1回戦のオランダ戦に臨むロシア代表メンバーに名を連ね、今年8月に行われるリオデジャネイロ五輪の代表選出に望みをつないでいる。

 6日にモスクワ(Moscow)で行われるオランダ戦のシングルス第1試合で、ロシアは世界ランク31位のエカテリーナ・マカロワ (Ekaterina Makarova)が同106位のキキ・ベルテンス(Kiki Bertens)と、第2試合ではグランドスラム通算2勝で世界17位のスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova)が同141位のリーシェル・ホーヘンカンプ(Richel Hogenkamp)と対戦する。

 さらに7日のシングルスではクズネツォワ対ベルテンス、マカロワ対ホーヘンカンプのカードが組まれている。

 ロシア代表のアナスタシア・ミスキナ(Anastasia Myskina)監督は、同国最高位の世界6位であるシャラポワは、18歳のダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)とのペアでダブルスに出場させると発表。同ペアはアランチャ・ラス(Arantxa Rus)/シンディ・バーガー(Cindy Burger)組と対戦する。

 2004年に全仏オープンテニス(French Open)を制しているミスキナ監督は、対戦表を確認したあと、報道陣に対して「この試合のために十分な準備を行ってきましたが、今週末はとても厳しい戦いになると予想しています」とコメント。

「オランダは前回大会でも善戦しました。良い仕上がりで士気も高まっており、決して簡単な相手ではありませんが、こちらが上回ることを期待しています」