【1月10日 AFP】15-16スペイン1部リーグは9日、第19節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は4-0でグラナダ(Granada CF)に勝利し、暫定首位に立った。

 11日に2015年の世界最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」の発表を控えるなか、バルセロナは5度目の受賞が確実視されるリオネル・メッシ(Lionel Messi)が今季初となるハットトリックを決めると、最後はネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が4得点目を挙げて大勝を収めた。

 リーグ戦ここ4試合で3度引き分けに終わっていたバルセロナだが、この勝利で、10日にセルタ(Celta de Vigo)とのアウェーゲームを待つアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と勝ち点1差、レアル・マドリード(Real Madrid)と同2差の首位に復帰した。

 メッシは序盤に簡単なゴールを2つ決め、前半15分までに早くも勝敗を決定づけると、後半にもゴールを挙げてハットトリックを達成。昨年11月に膝の負傷から復帰して以来、これで得点数は出場10試合で12ゴールに伸びている。

 バロンドールでは、ほかにネイマール、前回受賞者のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が最終候補に残っているが、受賞者はバルセロナの6年ぶり2度目となる国内リーグ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)、スペイン国王杯(Copa del Rey 2014-15)の3冠の原動力となったメッシでほぼ間違いないと予想されている。

 メッシが不在の2か月間は、ネイマールとルイス・スアレス(Luis Suarez)が好調だったが、この試合でメッシは、やはり彼こそがバルセロナの中心だというところを示した。

 チームを率いるルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、「彼は唯一無二の、二度と現れない選手だ」と話した。

「チームとしての目標がメッシを引き付け、モチベーションを高め、1年1年モチベーションを維持させているのは間違いない」

「それに、彼のような選手には個人としての目標もある。記録を破り続け、ベストを維持し続けるという目標がね」

 エンリケ監督も、年間最優秀監督の部門で最終候補に選出されているが、チューリヒ(Zurich)で行われる授賞式は欠席を予定している。(c)AFP/Kieran CANNING