【1月7日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2015-16)は6日、5回戦の第1戦が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は4-1でRCDエスパニョール(RCD Espanyol)に先勝した。

 バルセロナは序盤に先制を許しながらも、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が素晴らしい活躍をみせ、エスパニョールを破り、大きなリードを手にして13日に行われる第2戦に臨むことになった。

 バルセロナはまた、1年間の選手登録禁止処分が終わったため、昨年7月にアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)から獲得したアルダ・トゥラン(Arda Turan)をこの試合で初めて起用している。

 10日間でバルセロナと3度対戦するエスパニョールは、2日に行われたリーグ戦を0-0で引き分けると、この日は前半9分にフェリペ・カイセド(Felipe Caicedo)が冷静にゴールを決めて、王者バルセロナから先制点を奪った。

 しかし、メッシはその4分後に同点ゴールを決めて試合を振り出しに戻すと、前半終了間際には直接FKを決めてバルセロナを逆転に導いた。さらに後半にはジェラール・ピケ(Gerard Pique)のチーム3得点目をアシストすると、後半43分にはネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のボレーシュートも演出した。

 メッシはまた、エスパニョールが2人の退場者を出したこの試合でGKパウ・ロペス(Pau Lopez)に足を踏みつけられる場面があったものの、幸運にもけがは免れた。そしてロペスのこの行為に対し、審判がカードを出すことはなかった。(c)AFP