【1月6日 AFP】中国の国営メディアは6日、北朝鮮との国境近くの住民らが、北朝鮮の核実験に伴う揺れを感じて建物から避難したと報じた。

 国営の中国中央テレビ(CCTV)はソーシャルメディアを通じ、中国東北部・吉林(Jilin)省延辺朝鮮族自治州(Yanbian Korean Autonomous Prefecture)の延吉(Yanji)や琿春(Hunchun)、長白(Changbai)など、北朝鮮の核実験場に近い地域の住民らが同日朝、はっきりと揺れを感じたと伝えている。

 また延吉では、住宅の机や椅子が数秒間にわたり揺れるのを住民たちが目にした他、事務所から従業員らを避難させる企業や、運動場に地割れが生じ、生徒らを退避させた学校もあったとCCTVは報じている。(c)AFP