【12月30日 AFP】2015-16スキージャンプW杯は29日、ドイツのオーベルストドルフ（Oberstdorf）で男子個人第8戦、ジャンプ週間（Vierschanzentournee）第1戦が行われ、ゼヴェリン・フロイント（Severin Freund、ドイツ）が優勝を飾り、総合首位に立つペテル・プレヴツ（Peter Prevc、スロベニア）の連勝を止めた。

　W杯の総合争いでプレヴツに次ぐ2位につけているフロイントは1本目に126メートル、2本目に137.5メートルを飛び、2本合計307.2点を記録した。2位には合計304.2点でミハエル・ヘイボック（Michael Hayboeck、オーストリア）が続いた。ここまで3連勝を飾っていたプレヴツは合計299.9点で3位に入り、今季6度目の表彰台入りを果たしている。

　葛西紀明（Noriaki Kasai）は1本目に127メートル、2本目に133.5メートルを記録し、合計290.6点で5位に入った。

　ジャンプ週間の第2戦は来年1月1日に同じくドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘン（Garmisch-Partenkirchen）で行われ、第3戦は同3日にオーストリアのインスブルック（Innsbruck）、最終第4戦は6日に同国のビショフスホーフェン（Bischofshofen）で開催される。(c)AFP