【10月14日 AFP】欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は13日、各地で予選が行われ、グループAのオランダは、退場者を出したチェコとのグループ最終戦に2-3で敗れ、フランスで開催される来年の本大会出場を逃した。

 チェコは前半24分にパベル・カデジャーベク(Pavel Kaderabek)、同35分にヨセフ・シュラル(Josef Sural)が得点を記録し、敵地アムステルダム(Amsterdam)で試合の主導権を握った。

 そして前半終了間際にマレク・スヒー(Marek Suchy)がレッドカードで退場処分になったものの、後半に入るとオランダのロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)のオウンゴールで追加点を挙げ、リードを3点に広げた。

 その後、オランダはクラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)とファン・ペルシーがゴールを決めて1点差まで詰め寄ったものの、同点に追いつくことはできず、グループAの4位で予選敗退に終わった。

 オランダが主要国際大会で本大会出場を逃したのは、2002年のW杯日韓大会以来で、欧州選手権の予選敗退は1984年のフランス大会以来となる。

 今年7月に辞任したフース・ヒディンク(Guus Hiddink)氏からチームを引き継いだダニー・ブリント(Danny Blind)監督は試合後、「辞任する考えはない」と語っている。

「2018年まで契約が残っているし、このチームを信じているので、今後も仕事を続けるつもりだ」

「予選2位以内、もしくはプレーオフを突破しての本大会出場を目標としていたが、達成することはできなかった」

「私が責任を取るのか?今はそれを分析しなくてはならない。結果は出なかった。(就任後4試合で)私は1勝しか挙げてないのだからね」

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