【10月14日 AFP】欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は13日、各地で予選が行われ、トルコとクロアチアが本大会出場進出を果たした。

 グループAのトルコは、試合終盤にセルチュク・イナン(Selcuk Inan)が決めた直接FKが決勝点となり、ホームでアイスランドを1-0で破ると同時に、グループ3位を確定させた。

 そして同日に行われた試合で、カザフスタンが1-0でラトビアに勝利したため、各グループの3位チームの中でトルコが最高成績となり、フランスで開催される来年の本大会出場を決めた。

 これにより、それまで3位チームとして最高成績を記録していたハンガリーは、来月のプレーオフに回ることになった。

 一方、昨年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)ベスト4で、トルコと同じグループAのオランダは、ホームでチェコに2-3で敗れ、予選敗退に終わった。

 オランダが主要国際大会で本大会出場を逃したのは、2002年のW杯日韓大会以来で、欧州選手権の予選敗退は1984年のフランス大会以来となる。

 一方、グループHのクロアチアは、敵地でマルタに1-0で勝利し、本大会進出を果たした。

 クロアチアはイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)がこの試合唯一の得点を記録すると、ノルウェーを勝ち点で上回り、グループ2位の座を確保した。

 ノルウェーは同日に行われた試合で、すでに本大会出場を決めているイタリアに1-2で敗れ、グループ3位でプレーオフに回った。

 ハンガリーとノルウェーのほかにボスニア・ヘルツェゴビナ、ウクライナ、アイルランド、スロベニア、スウェーデン、デンマークが進出した欧州選手権プレーオフの組み合わせ抽選は18日に行われる。(c)AFP