【10月10日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は9日、プールCの試合が行われ、ニュージーランドは47-9でトンガに勝利した。

 すでに決勝トーナメント進出を決めていたニュージーランドは、プレーの精度を上げるべく予選プール最終戦に臨んだが、最初の50分間は点差を離すことができず、王者の本領とはほど遠い試合に甘んじていた。

 それでも試合中盤、ネヘ・ミルナー・スカッダー(Nehe Milner-Skudder)が約5分間で2トライを挙げる活躍をみせると、代表100キャップを達成したマーア・ノヌ(Ma'a Nonu)らもゴールラインを越え、計7トライでトンガを圧倒した。

 それでも、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のFWは、先週のジョージア戦に続きスクラムの不安を露呈させてしまい、バインドでイングランドを上回る力を見せたオーストラリアにとっては、良いニュースになったかもしれない。

 一方のバックスは、ほとんどのパスを通し、重要な場面でタックルを決めるなど、トライの量産に貢献した。

 ニュージーランドは、11日に行われるアイルランド対フランスの敗者と、決勝トーナメントの初戦で対戦する。(c)AFP