地元イングランドの敗退決定、豪が8強進出 ラグビーW杯
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【10月4日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は3日、プールAの試合が行われ、イングランド代表は13-33でオーストラリア代表に敗れ、大会史上初めて地元チームが決勝トーナメント進出を逃した。
オーストラリアはトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)に詰め掛けた観客8万1080人の前で、バーナード・フォーリー(Bernard Foley)が2トライに加え、キックで18得点を記録した。
オーストラリアとともにウェールズ代表がプールAの上位2チームとなり、準々決勝へのチケットを確保した。両チームは首位の座をかけて10日に対戦する。
ノーサイドを迎えるとオーストラリアのマイケル・チェイカ(Michael Cheika)ヘッドコーチ(HC)は、ガッツポーズを見せて歓喜。一方イングランドのスチュアート・ランカスター(Stuart Lancaster)HCは絶望した様子だった。ウェールズに続きワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)にも敗れ、指揮官の今後には疑問符が浮かんでいる。
ランカスターHCとクリス・ロブショウ(Chris Robshaw)主将は試合後、期待をかけていた国民にすぐさま謝罪した。
ロブショウは英ITVに対し、「イングランドを落胆させてしまったと感じている。われわれ選手は遠く及ばなかった。謝罪する。オーストラリアのプレーは良かったとはいえ、われわれは失望している」とコメントした。
またランカスターHCは、「失望している。すべてのファン、国民をがっかりさせてしまった。全員が力を尽くしたが、皆さんを落胆させしまって申し訳ない」と続けた。(c)AFP