【9月20日 AFP】15-16スペイン1部リーグは19日、第4節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は1-0でグラナダ(Granada CF)に勝利した。

 レアルは、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が決めた唯一の得点でなんとか辛勝を飾った。

 公式戦ここ3試合で15得点を挙げていたレアルだったが、グラナダの決定力の無さと議論の残る審判団の判定に助けられ、なんとか勝ち点3を手にした。

 ベンゼマは後半9分、イスコ(Isco Alarcon)のクロスを頭で合わせて得点を挙げた。一方のグラナダは、前半にユセフ・エル・アラビ(Youssef El-Arabi)がネットを揺らしたものの、誤ってオフサイドの判定が下されたため得点は認められなかった。

 この勝利でレアルは、20日にレバンテ(Levante)戦を控えるFCバルセロナ(FC Barcelona)を抜き、暫定首位に立っている。

 またこの試合の前には、ハンガリーの女性カメラマンに足を引っ掛けられて転倒する場面が世界的に報じられ話題となったシリア難民のオサマ・アブドル・モフセン(Osama Abdul Mohsen)さんの息子のザイド(Zaid Mohsen)君が、レアルのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)と手をつないでピッチに入場した。(c)AFP