【10月30日 AFP】14-15イタリア・セリエAは29日、第9節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は0-1でジェノア(Genoa CFC)に敗れ、今季初黒星を喫した。

 リーグ首位のユベントスは、後半ロスタイムにジェノアのルカ・アントニーニ(Luca Antonini)に決勝点を奪われ、同日行われた試合でチェゼーナ(AC Cesena)に2-0で勝利した2位ASローマ(AS Roma)に勝ち点22で並ばれた。

 サンプドリア(Sampdoria)が0-1でインテル(Inter Milan)に、ウディネーゼ(Udinese)が0-3でフィオレンティーナ(Fiorentina)に敗れたため、カリアリ(Cagliari Calcio)と1-1で引き分けたACミラン(AC Milan)が3位に浮上した。

 ミラン、サンプドリア、ウディネーゼの3チームは勝ち点16で並び、ユベントスとローマを勝ち点6差で追いかけている。勝ち点15のラツィオ(SS Lazio)は、30日にエラス・ベローナ(Hellas Verona)と対戦する。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、試合が行われたジェノアの本拠地スタディオ・ルイジ・フェッラーリス(Stadio Comunale Luigi Ferraris)のピッチ状態を批判している。

 ジェノアとサンプドリアが本拠地を置くジェノバ(Genova)では先日、河川の氾濫が発生し、スタジアムのピッチはその被害を受けていた。

 アレグリ監督は敗戦後、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「このようなピッチ状態では、トップレベルの試合をすることができない。プレーできる状態ではないよ」とコメントした。

「最後の30秒だけで敗戦を受け入れることはできない。われわれは最低でも引き分けで試合を終えなければならなかった。今回の結果をしっかりと分析し、教訓にしたい」

(c)AFP