【10月30日 AFP】14-15イタリア・セリエAは29日、第9節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)が2-0でチェゼーナ(AC Cesena)に快勝した。

 同日に行われた試合で首位ユベントス(Juventus)が0-1でジェノア(Genoa CFC)に敗れ、今季初黒星を喫したため、ローマは勝ち点でユベントスと並んでいる。

 この試合でローマのルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督は、モルガン・デ・サンクティス(Morgan De Sanctis)を先発から外し、ルカシュ・スコルプスキ(Lukasz Skorupski)にゴールマウスを任せた。

 また、中盤にはセイドゥ・ケイタ(Seydou Keita)が復帰し、左サイドバックのアシュリー・コール(Ashley Cole)は、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に1-7で大敗した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)以来の出場を果たしている。

 ローマは前半9分、主将のフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)に代わって先発したマッティア・デストロ(Mattia Destro)が、ジェルヴィーニョ(Gervinho)の完璧なパスから難なくゴールを決めて先制した。

 デストロは前半28分にもネットを揺らしているが、ミラレム・ピャニッチ(Miralem Pjanic)のFKをヘディングで合わせたこのシュートは、オフサイドと判定されて認められなかった。

 そしてローマは後半9分、ダビデ・アストリ(Davide Astori)に代えてマプ・ヤンガ・ムビワ(Mapou Yanga-Mbiwa)をピッチに送り込むと、同36分にはそのムビワの折り返しからダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)がボレーで追加点を挙げた。(c)AFP