【10月9日 AFP】男子テニス、上海マスターズ(2014 Shanghai Rolex Masters)は8日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-4でオーストリアのドミニク・ティエム(Dominic Thiem)を下し、中国開催大会の連勝を26に伸ばした。

 世界ランク1位のジョコビッチは、トップ50位以内で最も若い21歳のティエムに快勝し、大会3連覇に向けて順調に初戦を突破した。

 ジョコビッチは、ティエムのサービスゲームをブレークして第1セットを制すと、第2セットは序盤でブレークに成功した。

 世界ランク39位のティエムも、ジョコビッチのサービスゲームで2回ブレークポイントを手にしたが、それを生かすことができず、ジョコビッチが1時間28分の末に勝利を収めた。

 今季輝かしい結果を残しているジョコビッチは、ATPランキングで2位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を引き離している。

 ジョコビッチは、前週の中国オープン(China Open 2014)でトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)をストレートで退け、大会通算5度目の優勝を成し遂げた試合について、自身最高の決勝だったとコメントしていた。(c)AFP/Neil CONNOR