【10月9日 AFP】男子テニス、上海マスターズ(2014 Shanghai Rolex Masters)は8日、シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer)は7-5、3-6、7-6でレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer、アルゼンチン)に辛勝した。

 ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とともに3回戦進出を果たした世界ランク3位のフェデラーは、この試合の勝利により、今大会で初戦敗退に終わった同2位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)をATPランキングで逆転することになる。

 第3セットのタイブレークでの3回を含め、フェデラーは計5回に及ぶ相手のマッチポイントをしのぐと、最初に迎えた自身のマッチポイントを制し、勝利を収めた。

 四大大会(グランドスラム)通算17勝を誇るフェデラーが、長年の経験をすべて生かす冷静なプレーで試合を締めくくったのに対し、取り乱したメイヤーは重い足取りでコートを去っていった。(c)AFP/Neil CONNOR