放浪のシャフタール、夢見る本拠地での試合
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■ファンもチームの帰還を熱望
一方、サッカー観戦の機会を奪われ、怒りとフラストレーションをためているドネツクのサッカー好きも、シャフタールの帰還を待ち望んでいる。
22歳のファン、アレクセイさんはAFPに対し、「シャフタールの試合を見に行くには、リヴィウは遠すぎるし、ガソリン代がかかりすぎる」と話した。
「今シーズンはキエフでの何試合かを見に行ったけど、やっぱりホームで見るのと同じじゃないね。またドンバス・アレナでプレーするシャフタールが見たくてたまらないよ。みんなチームを愛しているし、この町には彼らが必要なんだ」
シャフタールは今週30日、リヴィウでチャンピオンズリーグ・グループH第2節のFCポルト(FC Porto)戦に臨む。
3万5000人収容のアレナ・リヴィウ(Arena Lviv)で、シャフタールの試合には平均1万人の観客しか集まっていないが、現地担当者によれば、ポルトガルの強豪FCポルトとの1戦はチケットが完売しているという。(c)AFP/Yury Yuris