【8月21日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は20日、若手選手に関する規定を違反したFCバルセロナ(FC Barcelona)に科した移籍禁止処分に対する異議申し立てを却下した。これによりFCバルセロナは2016年1月まで新たに選手と契約を結ぶことが不可能となった。

 FIFAによると、FCバルセロナは2015年1月からの2度に渡る移籍市場の期間中、国内外での移籍が禁止されることになる。

 FCバルセロナはすぐさま、この決定はクラブのユースアカデミーを「侮辱するもの」であるとし、スポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for SportCAS)に提訴するとの声明を発表した。

 今年4月、FIFAはFCバルセロナとスペインサッカー連盟(RFEF)が18歳以下の選手の国際移籍で規定違反を犯したとし、制裁を科していた。これに対し、FCバルセロナは異議申し立てを行い処分を一時凍結させ、今夏の移籍市場で選手を獲得することが許されていた。(c)AFP