【4月3日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は2日、未成年の選手の移籍にルール違反があったとして、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に、今後1年間の移籍市場における活動禁止処分を言い渡した。FCバルセロナは、異議申し立てを行うことを明らかにしている。

 今回の制裁は、2009年から2013年までの期間にFCバルセロナが契約した18歳以下の選手10人に関連したものとなっており、FIFAはまた、スペインサッカー連盟(Real Federacion Espanola de FutbolRFEF)にも罰金を科している。

 FCバルセロナは公式ウェブサイトで声明を発表し、「クラブはFIFAの処分に異議申し立てを行い、必要であればスポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for SportCAS)に提訴する」とコメントした。

「クラブは(移籍市場での選手獲得を含めた)自分たちの権利を守るため、適切な対応を求めていく」

 FCバルセロナは3日以内にFIFAへ異議申し立てを行わなければならず、最終的にはCASに提訴することができる。